第47回ラグビー日本選手権 決勝

三洋電機ワイルドナイツ-トヨタ自動車ヴェルブリッツ秩父宮ラグビー場


ラグビーシーズンファイナルゲーム。
リーグ1位の三洋電機と、準決勝でトップリーグ優勝の東芝を倒したトヨタ自動車の対戦。
今季の対戦成績は三洋電機の2戦2勝。


朝から降った雨と荒れまくったグラウンドの状態で、足元が安定しないハードなゲームになりそうです。



序盤は三洋電機が押していたものの、ゴール間近でペナルティを犯してしまい、点を取ることすらできないまま、10分にトヨタがモールで押し込んで、トライし、5点先制。


さらに18分、アイイのランプレーから、タッチライン沿いにパスをつなげ、最後はポップグッドがもう1トライ。


前半は12-0でトヨタがリード。


後半もはじめの方は、トヨタペース。もう1トライを決めれば、ほぼ決められるところだったものの、逆にゴール間近でペナルティを犯し、トライができず。

三洋電機が1PGを返して、後半15分。
トヨタのポップウッドが反則の繰り返しのシンビン退場を食らって、ここから三洋電機ペースに。
1人少なくなった状態から7分後、三洋電機が中央へトライ。


さらにトヨタのシンビンから復帰直前、三洋のこぼしたボールをトヨタが奪ったものの、それを三洋・トニー・ブラウンが奪い返して、北川へとつないで、逆転トライ。

そして、35分には三洋電機がモールを押し込んで、トヨタの息の根を止めるトライで、22-12と2ポゼッション差に。

38分にトヨタがイェーツの個人技から、執念のトライを許し、5点差とされたものの、残り1分で迎えた最後の攻撃で、トヨタノックオンを犯して、ノーサイド

96-98年に東芝府中が達成して以来の日本選手権3連覇を三洋電機が飾って、今季のラグビーシーズンは幕を下ろしました。

次の試合は、5月のアジアファイブネーションズ。これが来年のラグビーワールドカップニュージーランド大会のアジア予選となります。