第47回ラグビー日本選手権 準決勝

三洋電機ワイルドナイツ-NECグリーンロケッツ

3週間ぶり、トップリーグレイオフファイナル以来の秩父宮です。

今日の試合は今日から登場のトップリーグリーグ戦1位の三洋電機とリーグ10位ながらも最近7戦負けなしと好調のNECの対戦です。


いつものバックスタンドのホーム側からの観戦。



毎週使っているせいか、グラウンドのホーム側のセンターが芝がはげまくってます。こんなコンディションで大丈夫なんでしょうか。


前半終了。

三洋電機が11-6でリード。

だいたい三洋電機が攻めているものの、詰めの前で反則を犯して、攻めきれない、グダグダな展開。

試合としては三洋電機がPGを決めたら、すぐにNECがPGを返して、僅差に見えるゲーム。
先にNECがゴールエリア寸前まで攻め込んだものの、三洋電機の堅い守りに跳ね返された後の前半最後のプレーで三洋電機が北川のトライで5点を突き放すのがやっと。

ただ、NECの守り疲れが見える後半はどんな試合になるのか。

後半はNECが10分にPGに反撃開始。これで、1PGで逆転の点差に。

しかし、三洋電機もすぐにセンターへトニー・ブラウンのダミーパスから切れ込み、最後は三木がトライ(ゴール)し、9点差に。NECがほぼ攻め切れていないので、これで決着がついたかなと見た目では感じましたが、NECが攻め込んだ際に三洋電機・相馬がシンビンで10分間退場。

このチャンスにNECが浅野のトライ(ゴール)を決めて、再度2点差に。

さらにこのシンビンの間にNECが有効に攻め込み、1本ドロップゴールを狙ったものの、結果逆転はできず。

シンビンから復帰後の後半37分、NECのキックを三洋電機・高安が猛烈なチャージでブロック。これを自らがグラウンディングしてトライ(ゴール)。
このビックプレーで決着。

結果、25-16で三洋電機の勝利。3連覇へあと1歩としました。

その決勝の相手は、同時刻に近鉄花園で、トップリーグ王者の東芝を再び破ったトヨタ自動車に。

来週日曜日の決勝は、三洋電機ワイルドナイツ-トヨタ自動車ヴェルブリッツとなりました。ようやくトヨタ戦が観れる…。