【最終確定版】London 2012 メダリスト・入賞者リスト

ロンドンオリンピックが終わりました。
今回は大会史上最多の日本代表のメダル獲得に沸きかえることになりました。アテネを1個上回ると。(さらに言えば、アテネでメダルを獲得した野球・ソフトボールがなしなので、実質的には3個上回ったようなもの)
毎日がメダルというのも史上初みたいです。
それぞれの競技で、初めてだったり、何十年ぶりというメダル獲得という各協会の悲願が果たされてよかったと胸をなでおろすような大会になりました(最初こそ、柔道の金メダル1という結果で厳しい展開になりかけましたが)。

開会式前にサッカー男女がそれぞれ快勝してスタートと言う華々しい幕開けに始まり、序盤は競泳陣が1位は取れずもメダルラッシュ。ウェイトリフティング三宅・アーチェリーがそれぞれ女子初のメダルを獲得すれば、柔道は松本が痛烈な闘争本能で金メダルを奪取し、体操の内村が盤石の個人総合金メダル。中盤は団体競技メダルラッシュ。卓球競技は史上初。フェンシングも団体戦では初メダル。競泳陣はメドレーリレーが男女アベックメダル。これも初。
アーチェリーの男子個人で古川高晴が山本先生以来2大会ぶりのメダルを取れば、ハンマー投げ・室伏も2大会ぶりのメダル確保。

最終盤はレスリング・ボクシングの格闘技グループがラッシュをかけました。まず、グレコローマン3大会ぶりのメダルを松本が獲得すれば、女子レスリングは3連覇の伊調・吉田に初出場・小原が金メダル獲得で4階級中3階級制覇。男子フリーで湯元健一が北京の兄に続く双子メダル獲得。
そして、ボクシングはまずバンタム級清水聡が44年ぶりのメダル確保を決めれば、翌日にはミドル級・村田も続く。清水は準決勝で敗れて銅メダルも。村田諒太は決勝も制し、東京以来48年ぶりの金メダル。
女子の団体球技もここで花咲きました。女子サッカー史上初のメダルはアメリカとの大熱戦に敗れたものの、銀メダル。女子バレーはロス以来28年ぶりのメダルを最後は韓国を下して、獲得しました。

そして、最後はレスリングで米満達弘が傷だらけになりながらも、ソウル以来24年ぶりの金メダル奪取で、これで日本通算400個目のメダルとなりました。


これ以外にも男子サッカーの44年ぶりベスト4。テニス・錦織圭88年ぶりのベスト8。ラウンドオブ16はフェレールとの大熱戦でした。



下に記載のない入賞者以外でも好成績を残したグループもあれば、そうでなかった競技もあり。一喜一憂させてもらったオリンピックでした。

開幕前に話していたナショナルトレーニングセンターが本格稼働して初めてのオリンピック。メダル数史上最多・メダル初獲得や久しぶりといった競技が多かったことを思えば、一定の効果は得られたのではないでしょうか(各協会の努力ももちろん見逃してはいけませんが)。今後もよりスポーツへの熱い支援を期待したいものです。(皆さんtoto買いましょう。あれ、サッカーだけっぽく見えますけど、正式名称「スポーツ振興くじ」なので、各スポーツ競技協会に分配されているんです。ですので、totoを買うことである程度はスポーツ全体への投資になります)


しかしながら、こうやっていろいろと書いてますが、オリンピックをここまでいろいろと観てきたのは初めてかもしれません。
4年前の北京は仕事でそれどころではなく、8年前のアテネは大学1年のときで、普通の生活がいろいろと新鮮で楽しかった時期ですし、12年前のシドニーは中学生。授業中だよ。

改めて、オリンピックを観てて感じたのは、オリンピックって面白いなってのと、それと日本のスポーツが大好きなんだなってのがよくわかった19日間でした。

皆さんもオリンピック面白かったでしょ。例え細かいルールがわからなくても、何をどうすれば勝てるのかというのを大まかにさえつかめれば、たいていのスポーツって観てて楽しいものなんですよ。例えば、レスリングなんてよくわかんないと思うんですよ。それでも、基本は相手の肩を床につければ勝ち。でもそんなのめったに起こらないから、うまいこと相手の背後を取るか押しだせば点が取れて勝てるんだなってのがなんとなくわかれば、それなりに楽しめるはずなんですよ。そこで大技の投げがあったりしたら、それはすげぇ!って思って、何点入ったかは解説がしゃべってくれるんで、何とかなるんですよ。とりあえず、難しく細かいルールは何だとかってのは把握しなくていいんですって。反則とかは「あぶねぇ!」って思うようなことだと思えば十分です。

なんか終わってしまったことへの物悲しさを受けるのも今回が初めてかもしれません。


今回、毎日こういった成績をアップすることで若干タイムラインに傷をつけるようなかたちになったかもしれませんが、以下のリストが何かの役に立ってくれればイイかと思います。
適当に使ってください。


18日間、お騒がせしました。ありがとうございました。
最終確定版のリストをアップして、オリンピック日記を終了したいと思います。

【最終確定版】London 2012 メダリスト・入賞者リスト

(これまでの通算)
【Gold Medal Winner】
1.柔道・女子57kg級 松本 薫
2.体操・男子個人総合 内村 航平
3.レスリング・女子フリースタイル48kg級 小原 日登美
4.レスリング・女子フリースタイル63kg級 伊調 馨
5.レスリング・女子フリースタイル55kg級 吉田 沙保里
6.ボクシング・男子ミドル級 村田 諒太
7.レスリング・男子フリースタイル66kg級 米満 達弘

【Silver Medal Winner】
1.柔道・男子60kg級 平岡 拓晃
2.重量挙げ・女子48kg級 三宅 宏実
3.柔道・男子73kg級 中矢 力
4.体操・男子団体総合 内村 航平/加藤 凌平/山室 光史/田中 佑典/田中 和仁
5.競泳・女子200m平泳ぎ 鈴木 聡美
6.競泳・男子200m背泳ぎ 入江 陵介
7.柔道・女子78kg超級 杉本 美香
8.アーチェリー・男子シングルス 古川 高晴
9.バドミントン・女子ダブルス 藤井 瑞希/垣岩 令佳
10.競泳・男子4×100mメドレーリレー 入江 凌介/北島 康介/松田 丈志/藤井 拓郎
11.体操・男子個人種目別ゆか 内村 航平
12.フェンシング・男子フルーレ団体 太田 雄貴/千田 健太/三宅 諒/淡路 卓
13.卓球・女子団体 石川 佳純/福原 愛/平野 早矢香
14.サッカー・女子

【Bronze Medal Winner】
1.競泳・男子400m個人メドレー 萩野 公介
2.柔道・男子66kg級 海老沼 匡
3.アーチェリー・女子団体 蟹江 美貴/川中 香緒里/早川 漣
4.競泳・女子100m背泳ぎ 寺川 綾
5.競泳・男子100m背泳ぎ 入江 陵介
6.競泳・女子100m平泳ぎ 鈴木 聡美
7.柔道・女子63kg級 上野 順恵
8.競泳・男子200mバタフライ 松田 丈志
9.柔道・男子90kg級 西山 将士
10.競泳・男子200m平泳ぎ 立石 諒
11.競泳・女子200mバタフライ 星 奈津美
12.競泳・女子4×100mメドレーリレー 寺川 綾/鈴木 聡美/加藤 ゆか/上田 春佳
13.陸上・男子ハンマー投げ 室伏 広治
14.レスリング・男子グレコローマン60kg級 松本 隆太郎
15.ボクシング・男子バンタム級 清水 聡
16.レスリング・男子フリースタイル55kg級 湯元 進一
17.バレーボール・女子

【win a prize】
(4th Place)
卓球・女子シングルス 石川 佳純
競泳・男子200m平泳ぎ 北島 康介
体操・トランポリン男子 伊藤 正樹
体操・男子個人種目別平行棒 田中 和仁
サッカー・男子

(5th Place)
柔道・女子48kg級 福見 友子
競泳・男子100m平泳ぎ 北島 康介
卓球・女子シングルス 福原 愛
柔道・男子81kg級 中井 貴裕
卓球・男子シングルス 岸川 聖也
テニス・男子シングルス 錦織 圭
バドミントン・男子シングルス 佐々木 翔
競泳・男子200m個人メドレー 萩野 公介
体操・トランポリン男子 上山 容弘
卓球・男子団体 水谷 隼/丹羽 孝希/岸川 聖也
シンクロナイズドスイミング・デュエット 乾 友紀子/小林 千紗
テコンドー・女子57kg級 濱田 真由
シンクロナイズドスイミング・チーム
レスリング・男子フリースタイル60kg級 湯元 健一
陸上・男子4×100mリレー 山縣 亮太/江里口 匡史/高平 慎士/飯塚 翔太

(6th Place)
アーチェリー・男子団体 古川 高晴/菊地 栄樹/石津 優
重量挙げ・女子48kg級 水落 穂南
競泳・男子400m個人メドレー 堀畑 裕也
体操・男子個人総合 田中 和仁
競泳・男子200m背泳ぎ 渡邉 一樹
競泳・男子200m個人メドレー 高桑 健
陸上・男子マラソン 中本 健太郎

(7th Place)
フェンシング・女子フルーレ個人 菅原 智恵子
競泳・女子4×100mリレー 上田 春佳/松本 弥生/内田 美希/伊藤 華英
カヌー・男子スラロームカナディアンシングルス 羽根田 卓也
柔道・女子70kg級 田知本 遥
フェンシング・女子フルーレ団体 菅原 智恵子/池端 花奈恵/平田 京美
体操・女子個人種目別段違い平行棒 鶴見 虹子
テコンドー・女子49kg級 笠原 江梨香
新体操・団体 畠山 愛理/サイード横田 仁奈/深瀬 菜月/田中 琴乃/三浦 莉奈/松原 梨恵

(8th Place)
フェンシング・女子フルーレ個人 池端 花奈恵
体操・女子団体総合 美濃部 ゆう/新竹 優子/田中 理恵/寺本 明日香/鶴見 虹子
競泳・女子4×200mリレー 上田 春佳/伊藤 華英/松本 弥生/高野 綾
自転車・男子チームスプリント 中川 誠一郎/新田 祐大/渡邉 一成
体操・男子個人種目別平行棒 田中 佑典
カヌー・男子スプリントカナディアンシングル200m 阪本 直也


(注)編集している途中で気がついたのですが、JOCの公式サイトにも同じリストがありました。
見やすさではこっちの方が上かもしれません。

http://www.joc.or.jp/games/olympic/london/japan/winnerslist/