ラストダンスは私に

abc -the sixth- 回顧録

とりあえず、ここは4月1日を超えたとしても必ず書きます。しばらくお待ちを。



とかいっときながら、ほぼ2ヶ月が経とうとしております。もう、皆さんどうでもいいと思っていると思うので、ポイントを3つに絞って、自分のメモリーのためだけに書いていこうかなと思います。




まず、1点目。
あのファッションと髪の話。

真っ赤なジャケットに真っ赤な髪の毛。

まぁ、前から「あまり対策してない」だとか、「そこまでやる気なんか無い」なんて話をしてて、そういう雰囲気を見せてましたが、とはいっても、この4年間である程度abcに影響を受けた部分もありますし、ある程度はabcに情熱を傾けてた部分はあるんですよ(上位の成績を残せる人とか、上の代の方々ほどではないにしろ)。まぁ、最後の最後だってこともありましたしね、まぁ、燃えてたんでしょう。


そう思って、寝て起きたら、いつに間にか髪の毛の色が真っ赤になってました。














なんて、大ウソは置いといて、


まず、ジャケットですが、あのジャケットは「ロブスターなんとか」のときにも着てたド派手な色のジャケットです。まぁ、あのジャケットを何で用意してたのかという話をすると、あのジャケットはハワイのアルマーニの店で、一目ぼれして、何かしらのタイミングで着れるというか、abcで着ようと思って買いました。人数が多いから、こういうので目立たないとなぁとか思ってね。

んで、さらにあの赤い髪。

今までの人生の中で、髪の毛の色を染めたことなんて無かったんですよ(まぁ、そんなことをする人じゃないってのはわかるとは思いますが)。まぁ、これから社会人になると出来なくなるだろうし、今のウチにやっておこうと思って、ちゃんと美容室に行って染めてこようかなとも思ってたんですが、当日にサプライズ的にやった方が面白いだろうな、と思って、前々日かなんかにヘアカラースプレーを買って準備して、当日の朝にバァーッと浴室で染めました。
皆さんにはあの髪型はどう映ったんでしょうか?(一部の方にはご迷惑もおかけしましたが)



2点目。自分のabcのResult。
まず、ペーパー。昨年は60問目から、とんでもなくまずいなって気がしてたのに比べれば、今年は100問目まで難易度がそこまで変わってないな、まぁ、結構上位に行けるぞという手ごたえがあったので、一部の方にはわかるようにガッツポーズが少し出ました。

結果、ペーパー16位。まぁ、20位台かなと踏んでいたのに比べれば、予想よりも上だったので、よかったかなと。


んで、2R。

結構上位で抜けてるとは思いつつも、やっぱり4組目に出てくるのは不安でした(まぁ、前年の1組目よりはマシとはいえ)。
メンツはリック、池藤くん、K松、YUUくん、とーま、タカマ(←よく抜けるまでになったなってホントに思った)と言った比較的近い人たちとの組み合わせになりました。


まぁ、展開の話をしてもしょうがないので、個人的なところだけ。

1問目〜10問目まで手が出ないか押し負けと言った不安な流れも、11問目の「円錐の、頂点から底面の周の一点まで結ぶ線→母線」の渋めの正解で初日。あとは、大荒れの展開に流されないように自分が確実に押せるものだけを4つ拾うといういつものプレースタイルで、「NASAが開発した食品衛生システム→HACCP」を取り3ポイント。
そして、「オリンピックなどでの国の略称で「GER」はドイツですが、/」→「イギリス」の会心の正解でリーチ(2000年のシドニー五輪のあたりからは気になってはいたものの、問題に起こしたことが無かった)。

そして、リーチがかかってからは正直何も覚えてません。


しばらく経って、
「……「悲しみは雪のように/」(前の2曲、何と言っていたのか、全く記憶に無い)」という完全に単語だけに反応した押しで、
浜田省吾」を正解して2年ぶりにコース別へ。

裏で、バーンさんからのインタビューを受けて、シート前列で、ハイタッチ。




そして、3Rコース別。
最後のコース別なので、当然、参加するのは前々から思っていたただひとつ。生きるも死ぬもここでラストにするという思いもありました。


3コース目、10updown。
メンバーはタカムラ、東大寺ナカムラくん、そして、タムラくん、ヤマシンの阪大勢。
まぁ、このメンツを眺めて、他の2人には失礼かなとは思うものの、ヤマシン、タカムラ、ボクの3人で2座席を争う感じかなと予測。特にタカムラには3週間前の対策会で直接やって負けているので、イヤだなぁと思いつつ、スタート。

最初の2問がスルーされた後、序盤で、タカムラ・ナカムラくんと早々と誤答。特にタカムラの誤答はちょっと行けんじゃねぇのかなと自分に期待を持たせる展開に。

しかし、ヤマシン・タカムラがそれなりにポイントを伸ばし、ボク自身は全く正解が出せない展開に苦労。11問目の「南海キャンディーズの山ちゃんのフルネーム/」→「山崎静代」(このとき、少し正誤判定に間が。たぶん、ボクが「やまき」と答えたからなんだろうな、ってのがあとで問題集をもらってから気がつきました)を正解し、ヤマシンあたりが3ポイントを積んだあたりでようやく初日。

その後も、普段なら絶対に早いポイントで手を出せる「Cカード」「マリアージュ」「市松模様」などが全く手が出ず、阪大勢に持っていかれ、「等深線」(←これでナカムラくんが誤答トビ。相当早い段階でトンでます)「田山花袋」「108」を押し負ける最悪の展開。
Fリーグ」「リアス式海岸」を取って3ポイントにした段階で、ヤマシン・タカムラがともに9ポイントとなるという、絶体絶命の状態に。

そして、「「BICYCLE ASSOCIATION APPROVED」の略である、自転車の新しい安全基準をアルファベット3文字で何というでしょう?」
あれ?CMで言ってたよな、「BA…何だっけ?」と思っている中、ヤマシンに「BAA」を持っていかれ、あっさりと1抜けを許す。

依然、9ポイントをタカムラが持って、ボクが3ポイントの状態から、

「日本のサーキットで、鈴鹿サーキットがある……(よっしゃ、日本のサーキットなら、ツインリングもてぎでも、MINEサーキットでも、スポーツランドSUGOでも、どこでも来い)
のは三重県ですが、富士/」
あ。そうか。冷静に考えれば、F1の日本GPをやってるとこにしかなんないよな。危な。
と思いつつ、「静岡県」で4ポイント目。


続いて…
アメリカのリンデンラボ社が運営/」
7月のロブスター企画での作成問題にヒット(ロブスターなんとかのMiyax提出問題でもある)。
セカンドライフ」で5ポイント。



続いて…
「ビール瓶やICカード型乗車券に採用されている/」
2年の2月にやった「鉄砲巻き14人前杯」での作成問題にヒット。
デポジット」で6ポイント。



続いて…
山梨県北東部に位置し、
(たぶん、大菩薩峠のことを言いたいんだろうな、中里と聞こえれば、確定)

中里介/山」

やっぱり。しかも、前日の「Yukie KAWAMURA's E Cup」の問題にヒット。
大菩薩峠」で7ポイント。




そして、「蜷川幸雄監督により映画化される、第130回芥川賞を受賞した金原ひとみの小説は何でしょう?」

あれ?『インストール』じゃなくて……、あれ?何だっけ?と思っていると、ボタンの押す音。



蛇にピアス



をタカムラに正解され、The END。結果、7ポイントを積んだものの、完敗。しかし、最後に自分のスタイルはキープできたのかなという気がしてます。

ただ、最後の最後の4連取は最終学年の意地と言われるでしょうが、そんなんじゃなくて、今まで早いポイントでわかるものが来なかったのが、最後の最後になって、早いポイントでわかる問題が4連続で来たってだけです。
しかし、まぁ、この4つの問題の流れもすごいなぁって思います。まず、得意のスポーツ問題に、オープン出題の問題。そして、初企画の問題と来て、卒業企画の問題。まぁ、あの4つに何となくボクの学生でのクイズが凝縮されてたのかなという気がしてます。

そんなこんなで、3R終了。
まぁ、これが終わった段階で、正直、燃え尽きてしまいました。なんで、3R終了直後に数名の方には話してましたが、もう敗者復活にかける気力は消えてました。とりあえず、出ることには出ましたが、まぁ、そんな状態で、勝ち残れるはずも無く。abcは終わりました。結果、☆☆か。普通以下のプレーヤーだな(笑)。



そして、3点目。
abc -the sixth- 決勝戦
リックのセコンドとして、ステージに上がらせてもらいました。
正直、早稲田高校のメンバーだとか、ルークのメンバーとかも居たはずなんですけどね。こんなボクなんか選んでもらって、なんていうのが正直な気持ちでした。


リックはちょうどabc-the third-が終わったあとの5月から「A」が立ち上がったわけですが、そのときにいたメンバーの中で、abc-the sixth-まで学生だったのはボクとリックだけでした。
そのあとのabc-the fourth-でペーパー通過したボクに対し、リックは次々点。昔から押しのセンスは格段に違うな、なんて事を思っていたんですよ。
そして、そのあとから、ボクがヤル気を失っている間にあっさりとリックはボクをかわしていって、手の届かない位置にまで行ってしまいました。まだ、中学3年になってすぐから、3年間成長を近くで目の当たりにしてきていたので、最後の最後に一番近くで見させてもらったというのが、幸せな気がしました。

とは言っても、3週間前の川崎で、半分冗談で、「決勝に行ったらセコンドつかせろよ」なんていう話をしてたんですが、まぁ、ホントにそうしてくれるとは思ってもみませんでした。
ステージ上では、若いバッキーくんに諸々をお任せした上で、親みたいな感じで見てました。ボクがいて、メリットあんのかなとか、どう振舞えばいいのかなとかいろいろ思いながら、ずっといました。


んで、決勝が終わって、ステージの裏に来たときに、予想外の目に…が。学生生活の最後の最後にまさか、5つ年下の後輩に泣かされるとは思ってもみませんでした。

まぁ、3月初旬に学生生活最後の1ヶ月間、何かしら感極まって泣くかもしれません。なんて話をしてたら、ホントにそうなってしまいました。



リックには死んでも感謝しきれないでしょうね。きっと。








と、いうわけで、abcの話はこれでおしまい。
他にいろいろとあるかもしれないけど、まぁ、2ヶ月経って風化した分もありますが、ある程度はメモリーとして残しておいたほうがいいかなと思って、記録しておきます。