何だよ、その居酒屋中継。

日本各地でさまざまなスポーツイベントが行われた今日ですが、今回は秩父宮ラグビー場ラグビー大学選手権を見にいってきました(その他のイベントは実業団女子駅伝・FIFAクラブワールドカップ甲子園ボウルin長居など)。


本日はその1回戦。
第1試合 関東大学リーグ戦グループ1位・東海大学−関西第5代表・関西学院大学
第2試合 関東大学対抗戦グループ1位・早稲田大学−関東第5代表・中央大学
の2試合。



まず第1試合の東海大関学大戦。
到着して、いきなり東海大学がトライをあげ、あっさりと先制。

しかし、そのあとの東海大学は、硬さが見えるというか、雑というか、関学のアタックがよかったのかはわからないものの、試合は20分間に渡って、展開が動かず。

そのあと20分からは、東海大学の10分間に3トライのトライラッシュ。しかし、ゴールは風の影響で決まらず。ロスタイムに入ったあたりで、関学は1トライを返して、前半は22−5。

後半も前半とほぼ同じ。まず、開始して少し経った後に東海がトライ。そのあと20分の均衡状態。そこを破ったのが、関学。25分にトライ・ゴールを決めたものの、これで東海大学が落ち着いたか、このあと、試合終了までに5トライを決めて、結局60−12という点差で東海大学が準々決勝へ。



続いて、第2試合の早稲田−中大戦。
中大キックオフのグラウンダー攻撃がそこそこ効いていたものの、試合は、完全に早稲田ペース(当たり前っちゃ当たり前なんだけど)。ただ、中大のタックルも意外と効果的に働いて、前半は4トライに抑えて、24−0。

後半は序盤にトライを決めてからは、均衡状態。それを早稲田がトライで破ったあとの中大のプレイ。キックが早稲田陣の裏をついて、早稲田・中大それぞれ1選手ずつの争いに。それを中大の選手が何とか手を伸ばして、触ったかな?ぐらいのプレーでボールをグラウンディングして、ようやく初得点。しかし、このあと2トライを早稲田が決めて、結局50−7で早稲田の勝ち。

まぁ、こんな感じだったんですが、この試合は中大のキックプレーの精度が悪いのが多かった。PKのタッチキックでタッチを割らなかったもったいないキックが2回ほど。さらにはハイパントの感じのキックが風に押し戻されて、結果、バックしてしまうなど、そこらへんに違いがあるな、なんていう感じの試合でした。





んで、試合はそんなんでしたが、それよりも。

この秩父宮では、場内FMラジオが聞けるんですが、そこで慶応ラグビー部元監督で、ラグビー部創部100周年を迎えた99年にチームを大学日本一に導いた上田昭夫さんが解説をしながら喋るということをしてたんです。

んで、その内容がひどいのなんの(笑)。


反則が起きた後に審判がアクションを起こして、そのあとにアクションを解説したとき。
「あの、審判の方が友達の輪!っていうアクションをすると、ラック状態なんですよ。(審判がそのアクションをして)友達の輪!」

キックが風に流されて、悪いコースに飛んだとき。
「あ〜、これはキック下手ですね〜。ボクがやった方が上手いですよ」

「この選手は基本ができてないですよね。基本は教えないんですよ。階段の登り方とか教えないでしょ」

(選手が倒れこんでるとき)「あ〜、大きなお尻してますね。(倒れているのが2メーター級の選手とわかると…)象さんのお尻」



あまりにもおかしすぎて、ラグビーそっちのけという感じでした。コレを聞くだけでも、秩父宮行きがいがあるなぁというラグビー観戦でした。




このあと、クラブワールドカップ3位決定戦を後半44分から見て、そのあとに家に帰ってクラブワールドカップの決勝をTV観戦。そして、今2:30ですが、甲子園ボウル関西学院大学ファイターズ−日本大学フェニックス伝統の一戦を見てました。
この試合お互いに取って取られてを繰り返す、非常に見ごたえのある好ゲーム。最後は残り3秒で試合が決まるという、近年にない大接戦のゲームとなりました。結果さえ知らなければなぁ〜。もっと面白かったと思うんだけど…(夕方に日刊スポーツのサイトにアクセスしてしまい、結果を知ってしまった)。



あ。そういえば、9日の旅日記。相当強引ですが、終わらせました。