神宮劇場・鈴木健引退試合。

lionspower92007-10-04

たぶん相澤仁美はもちろんのこと、磯山さやかもわからないであろう、鈴木健引退試合

個人的には97年のライオンズの優勝を決めたサヨナラHRをきっかけにライオンズファンになり、一番最初に好きになった選手。それが、鈴木健でした。


そんな鈴木健が現役に別れを告げるシーンを見に行かないわけにはいかないだろうということで、行ってきました。神宮球場




18時30分ごろに球場に到着。今日は、もうひとつ、ラミレスの200本安打のかかっていたんですが、初回の第1打席には間に合わず。しかし、凡退したようで、セーフ。

試合はリグスのタイムリーでヤクルトが1点先制。その後は増渕・三橋ともに締め、特に増渕は好投をつづけ、迎えた5回のラミレスの打席。

サードへの強烈なあたりを村田が弾き、その処理に手間取っている間にラミレスは1塁ベースを駆け抜け、これでイチロー・青木に次ぐ200本安打を達成。
外国人選手として、そして右打者としては日本初の快挙。
続くガイエルの大きな一発で3-0として、8回へ。


先頭打者のリグスが凡退したあと、


「6番、宮本に代わりまして、バッター鈴木健バッターは鈴木。背番号9」

いよいよ本日の主役が登場。


ピッチャーは横山道哉
初球はボール、2球目は空振り。3球目から4球続けてファール。こんなに粘るバッターだったっけ?
8球目はボールで、9球目から再びファール。すべて、左方向へ。

そして、13球目。打ち上げた球がサードのファールゾーンへ。それに近づく村田が最後には手を出さず、ファール。なんと、粋な計らい。
さらに1球ファールをはさんで、15球目。鈴木らしいきれいなライナーがセンターへ飛び、有終の最終打席はセンター前ヒット。1塁に到達し、代走の城石と交代。

振り返ってみると、横山は全球ストレートを投げていた模様。

少し、遠かったんで、そのあと、鈴木が泣いていたシーンは見えませんでした。



そして、試合終了後、鈴木健の引退セレモニー。

鈴木健がホームプレートへ立ったあと、ビジョンに映像が流れる。


'93日本シリーズでの満塁アーチ、'97の最高出塁率のタイトル・そして優勝決定のサヨナラHR、'03にヤクルトに移籍し、岩村の穴を埋め復活。カンバック賞を受賞したシーズン。そして、最後は日ハムの連勝を止めた松山でのサヨナラヒットの映像が流れ、鈴木健の引退挨拶。

最後は胴上げで締め、グランド半周で去っていきました。


スタンドには結構ライオンズファンも来てたようで、近い人もいれば、見たことあるなって人もいるわ、知らないけどレオユニ着てる人は多いし、やっぱりそれなりに愛されてた選手だったんですよね。

20年間、お疲れさまでした。

しかし、まぁ、石井貴にしろ、鈴木健にしろ、'97戦士がだんだんいなくなって来てますね。やっぱり、時代は変わるもんなんでしょうか。