007は2度死ぬ。

何で勝ったんだろう(笑)。

試合の展開の9割8分は負け試合で、結果最後の瞬間のギリギリ前までリードしたってのが無かったもんなぁ。

試合展開を語れば、西口−岩隈の先発で試合開始。4回に西口が捕らえられ、犠飛と礒部HRで3失点。さらに6回にも鉄平HRで4−0。
ここで、5回までほぼ完璧に抑えられていた岩隈が復帰初戦ということもあり、5回終了で降板。
これで「勝てる」って思っちゃったんですよね。
岩隈には完璧と言ってもいいほど抑えられていたのに対し、何枚も格落ちするリリーバー陣が出てきたことで、4回だけだけれども逆転はできるんじゃないかと言う感じが。
6回は抑えられるも、山崎が7回表を押さえて迎えた7回。和田センター前ヒットでピッチャー山村→渡邊恒。栗山四球でさらに渡邊→小倉で無死1・2塁となり、貝塚の代打・高山。サードへのゆる〜い打球が内野安打となり満塁。細川三振も、続く中村がファールで粘って6球目。
センターフライかなって思った打球はさらに伸びて、スタンドへ。これで満塁HRとなり、4点差からあっさりと同点。

8回はともにゼロで迎えた9回。マウンドには新守護神・グラマン
山崎・礒部を抑えて、草野にはボテボテのセカンド内野安打。続くルーキー渡辺直人にプロ初アーチを浴び、2点差。ヤバイ。

その裏から小山からつないで守護神・福盛が登場。「あれ、行けんじゃねぇか?」
先頭・栗山がフォークに三振も、続く上本がセンター前ヒット。細川の代打・江藤のカウントは2−3。ショートゴロになるも上本はスタートして、セカンドにランナーが残る。

続いて、中村。2−1と追い込まれて、4球目。フォークに手が出て、三振かという所も、ギリギリで当てて、ファール。このときにレフトスタンドからは「ピュー。ドンドンドン。」風船放してたみたいです。一回目、死にました。
このあと、6球目のインコースのストレートに手を出さず、ドキッとさせるものの、結果四球でランナー1・2塁。
続く福地のセンター前ヒットで1点。2アウト1・2塁とランナーを残して、バッター片岡。

オールストレートでカウント2−3。当然、投球と同時にランナーはスタート。
7球目。フォークをすくい上げて、打球はライトへの小飛球。
「落ちろ!」
ライト・礒部がダイブでキャッチ。これで二回目、死にました。

と思ったら、その勢いで前転すると同時にグラブからフワッ。
その瞬間、サヨナラのランナー福地はサードを回ってる。カバーの高須が遅れているのもあって、福地はホームイン!これでサヨナラ勝ち。


インタビューの片岡はスベってましたが(ボクを見ているようだ)、いろいろとありえないことが重なりに重なって、結果、こうなってしまいました。

今後、追い上げるうえでも、これがターニングポイントと言える試合にしていきたいね。
さぁて、1番上までは6ゲーム。勢いに乗って追いつきたいなぁ。