第89回 全国高校サッカー選手権 準決勝

第一試合
流通経済大柏(千葉)-久御山(京都)

第二試合
立正大淞南(島根)-滝川第二(兵庫)

国立霞ヶ丘競技場


正月の三が日が明けて、早くも3連休です。

その初日。

今日は、東京体育館春高バレーの予定だったんですが、母校が準々決勝で大村工業相手に玉砕してしまったため、予定変更。

その隣の国立競技場にやってきました。

例年だったら、成人の日の決勝戦は観に行くんですが、今年はトップリーグの最終節の予定なんで、準決勝と相なりました。


組み合わせは、3大会前の優勝校・流経大柏と京都の久御山
島根からは初のベスト4・立正大淞南と未だ優勝なき名門・滝川第二

関西が2つという対戦になりました。


第一試合の前半40分に到着。

久御山が1-0とリードしています。


今回はバックスタンドで上段で観戦。

外は寒いですが、ここは、日がストレートに差してくれて、日陰にならないので、非常に外のスポーツを観戦するには、最適な場所です。

ただ、日が沈んだり・雲に隠れるとそのメリットは消えてしまうんですけどね。



あと、流経大柏のスタンドからは、たまに日立台で聞いたことがあるチャントが流れてきます。

第一試合終了。


後半は、流経大柏のポゼッション率が高く、久御山は守勢に回る展開。
しかし、流経大柏は最後のフィニッシュに行ける場面で守りの多い、センターにクロスを上げて、ゴールは仕留められず。

とは言いつつも、ずーっと攻めていれば、ゴールも入ってしまうもの。

ドリブルからの個人技で同点。


ここから、勝ち越し点がお互い欲しい戦いとなり、久御山も息を吹き返す。


そんな中、久御山の10番が放ったシュートがDFに当たって、フカしたと思った球がゴールへ吸い込まれ、勝ち越し。

ここで残り12分。

以降は、流経大柏が怒涛の攻め。それをしのぐ久御山という構図。

そして、88分。

右サイドからゴール前へ迫り、角度のないところから、同点弾。

このあと、結局、試合は決せず、PK戦へ。



そのPK戦流経大柏が先攻。

お互い1人目が外し、2・3人目が決めたあと、

流経大柏の4人目。右へのキックを、読みがズバリと当たったキーパーがセーブ。

一方の久御山の4人目は、左に飛んだキーパーをあざ笑うかのようなゆるい右へのキックで勝ち越し。


そして、流経大柏の5人目。

左へのキックをキーパーがはじく。ポストに当たって、ゴールへとは跳ねず。


3-2で、久御山が決勝進出。



第二試合は、立正大淞南滝川第二の試合です。

第二試合前半終了。


ポゼッションは滝川第二、淞南はカウンターからという展開。


基本的に攻め立てたのは、滝川第二。しかし、立正大淞南のキーパー・三山が冴えまくって、ファインセーブ乱発でゴールを許さず。

一方の立正大淞南の攻めのときには、FWがひとりで攻め上がるのに対して、きちんと滝川第二のDFが3人で囲って、ピンチの芽を摘み、ピンチらしいピンチがない磐石な守備。

滝川第二が押しきって点をとるか、立正大淞南が一発で仕留めるか。まもなく後半へ。