第90回天皇杯全日本サッカー選手権 決勝
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
って、そんな大したことも書いてないので、期待されていないのもわかるんで。
さて、新年が明けて1発目。
この日のスポーツイベントといえば、サッカー天皇杯の決勝戦です。
昨年に引き続き、国立にやってきました。
天皇杯の決勝の前に、女子サッカーの全日本選手権決勝戦・INAC神戸レオネッサ-浦和レッズレディースの試合が行われました。
1-1のドロー・PK戦3-2で神戸の勝ち。
そして、天皇杯の決勝。
組み合わせは、3年振りの優勝を目指す鹿島アントラーズと9年振りの優勝を目指す清水エスパルスという顔合わせです。
この2チームと言えば、10年前に鹿島3冠達成のときがこの対戦でした。
両チームともにリーグ3位以内に入れなかったため、勝った方にACL出場の最後の切符が与えられます。
清水の自由席入口には、「水原」「シドニー」「上海」とACL同組となるチームの都市名とスケジュールを書いた段幕が貼られていました。
2010年度最後・そして、2011年の最初を飾るこの試合に勝利して、凱歌をあげるのは、果たしてどちらなんでしょうか。
前半終了。
26分に、CKからフェリペ・ガブリエルが頭で決めて、鹿島が1-0でリード。
中盤が完全に鹿島が制圧した上に、カウンターもハマっているので、スコア以上に鹿島が優勢という印象を受けました。
一方の清水は、速攻を仕掛けようにも、鹿島の守備の戻りが早くて、攻撃を止められているんですよね。
後半で、そこを打開しないと、清水に勝ち目が今は見えてこないかな。
後半開始からは、左サイドに移った小野を起点にして、清水が攻勢に。
鹿島にことごとく奪われていた中盤の争いをサイドの小野に回すことで、一気に流れが清水へ。
コーナーのチャンスを幾度とあったのを活かせない中、
58分に本田の前線へのパスから、オフサイドギリギリから抜け出したヨンセンがジャンピングループの個人技で、曽ヶ端の頭を越えて無人のゴールへ。中田が最後に出そうとするも追いつかず、同点に。
その直後、鹿島は先制ゴールのフェリペに変えて、本山を投入。
しかし、その後も清水の攻勢は続く。ゴール前に迫力のある攻めを見せるも、曽ヶ端のセーブと、クロスがジャストミートせず、ゴールを割ることができない。
そうこうしてると、準決勝のFC東京戦でも本山がハマったように、中盤を再び、鹿島が制圧して、幾度となくファールをもらう。
そして、76分。
ボスナーがゴール正面のペナルティエリアすぐそばの位置からのFK。
これを小笠原・野沢の2人が立って、蹴ったのは野沢。
ゴール左へドライブがかかったボールに、GK山本海人が触れるも、はじくことはできず、そのままゴールへ。
これで2-1。
このあとは、試合巧者の鹿島らしい戦いで、この点差をキープする守りを展開。
このまま試合が終わって、鹿島の優勝。
とりあえず、終わって個人的に感じた感想。
昨年の決勝戦と比べたら、ちと面白いかと言われると…。という感じだったかな。
まぁ、鹿島の戦い方がうまいと言われれば、それまでなんですけど。
とかく、今年は今日以上の試合が多く観れることを期待して、今日は締めたいと思います。